大井川鐵道・トーマス号乗車の料金は、合計でいくら掛かるの?1歳子連れ・1泊2日で計算してみた

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1歳10ヶ月の息子を持つ、旅する子連れライター・ユウタ(@tokyodiscoveryk)です。

さて、今日は生々しい話をします(笑)

それは何かというと…「大井川鐵道・トーマス号乗車の料金は、いくら掛かるのか?」ということについてです。実際に行ってみた上で、実際にかかった費用をあなたにお伝えしたいと思います。

※実際に行ってみた記事はこちら

→ 大井川鐵道・トーマス号に、1歳10ヶ月子連れで乗車してきた【1日目:翠紅苑(すいこうえん)宿泊編】

→ 大井川鐵道・トーマス号に、1歳10ヶ月子連れで乗車してきた【2日目:千頭駅から、トーマス号に乗車編】

 

いや、実際問題「いくらかかるのか?」って非常ーーーに大事な話だと思うんですよ。旅行レベルになるので、安くはならないのでね。なので、ある程度の覚悟を持って行く人も多いハズ。だからこそ知ってほしい。この生々しい話を…。

ちなみに今回の記事は、「大人2人、1歳10ヶ月の子供1人で、1泊2日(翠紅苑宿泊)」での計算です。

なので、お子さまの年齢によってはこの限りではございませんのでご了承ください。

目次

実際にかかった費用を計算してみた

それでは、さっそく生々しい計算に入ります(笑)

行く前から決まっていた費用について

まずは、行く前から決まっていた費用について。

項目的には、

  • 新幹線代(品川駅⇔静岡駅)
  • 宿泊費(翠紅苑(すいこうえん))
  • トーマス号乗車チケット代

の3つ。表にまとめました。

項目 費用
【電車】

大井川鐵道・トーマス号乗車チケット

3,000円×2人

= 6,000円

【宿泊】

翠紅苑(すいこうえん)宿泊(和室12畳)

大人2名+子供1名(食事・布団付き)+食事時の飲み物代

= 31,517円(税込)

【電車】

品川駅 ⇒ 静岡駅(往復)

ぷらっとこだまプラン

23,000円

しめて、60,517円なり。この費用については、

  • 宿泊する場所
  • 交通手段

によってかなり左右するので、なんとも言えないところではありますけどね。

現地でかかった費用

電車・バス代

項目 費用
【電車】

静岡駅 ⇒ 金谷駅(往復)

580円×2人×2回

= 2,320円

【バス】

金谷駅 ⇒ 新金谷駅(片道)

200円×2人

=400円

【電車】

新金谷駅 ⇒ 千頭駅(帰りはトーマス号のため、片道)

 1,720円×2人

= 3,440円

【バス】

千頭駅 ⇒ 翠紅苑(往復)

880円×2人×2回

= 3,520円

【電車】

新金谷 ⇒ 金谷

150円×2人

= 300円

 合計9,980円。

意外と結構かかりますよね。特に大井川鐵道・千頭駅までの移動が、意外や意外、かかります。

食事やその他お土産等

項目 費用
meguri石畳茶屋(1日目ランチ) 3,758円
トーマスミネラルウォーター 140円
静岡茶コーラ 220円
This is Cafeのポテト(軽食) 220円
お土産 1,532円
大井川鐵道限定・トミカトーマス 840円
トーマス×OJICOコラボTシャツ 3,888円
Cafeうえまる(2日目ランチ) 2,750円
お水 300円
フローズンみかん 400円
トーマスフェア入場 1,000円

合計15,048円。

食事代は仕方がないとして…お土産等を抑えれば、費用は抑えられたかもしれません。が、そこって抑えるとこじゃないなあと思い、結構奮発したような感じですね。特に…トーマス×OJICOコラボTシャツは、あまりの可愛さに絶対欲しかった一品です。

こりゃもうね…買っちゃいますよ(笑)

今回の「トーマス号乗車1泊2日の旅(大人2名・1歳10ヶ月1名)」の費用合計…

そして、今回の旅の費用を合計すると…

  • 行く前から決まっていた費用:60,517円
  • 現地でかかった費用(電車・バス代):9,980円
  • 現地でかかった費用(食事やその他お土産等):15,048円

合計:85,545円

というのが、この度でかかった費用です。結構充実した旅だったので、思ったよりはかかっていないなーというのが印象です。

が、それ以上に思ったのが「現地で思った以上にお金がかかったな」ということです。結局現地で25,028円かかっているわけですからね。なので、現地でかかった費用に関しては予想を超えていました。が、旅の合計としては、予想の範疇内かなと思いました。

費用を抑えたいなら…いろいろ考えてみました。

とまあ、トーマス号乗車1泊2日プラン(大人2名・1歳10ヶ月の子供1名)での費用となりましたが…ただ、「費用をもっと抑えたいよ!なんとかならないの!!!」と考える方も当然ながら少なくないはず。なので、僕なりに「費用が抑えられないか?」考えてみました。

費用を抑えるための観点としては、

  • 宿泊費用
  • 交通費

の2つ。現地で使うお金に関しては、お子様のためにも節約せずバンバン使って欲しいところではあるので…主に2点で色々考えてみます。

宿泊費用を抑えたいなら…

今回宿泊した場所は、翠紅苑(すいこうえん)さんというところなのですが…1歳10ヶ月の子連れにとっては、非常ーーーに良いところでした。ただ、非常にいい旅館ということで、値段も決して安い方ではありません(いや、全然安いと思いますけどね)。

もし、宿泊費用を抑えたいということであれば…

  • 翠紅苑(すいこうえん)さんの、和室10畳の部屋を確保し、子供は布団なしにする
  • 千頭駅や、新金谷駅周辺のもっとやすい旅館・ホテルを押さえる

のどちらかですね。

翠紅苑(すいこうえん)さんの、和室10畳の部屋を確保し、子供は布団なしにする

ウチが翠紅苑さんを利用した際のプランは、

  • 和室12畳
  • 布団あり・食事あり

のプランでした。その結果…

とまあ、こんな感じの料金になってしまいました。子供の布団あり・食事ありにすると、6,103円かかります。

 

ちなみに安い時期での計算ですので、夏休み真っ盛りだったり、土日はもう少し割高になります。

和室12畳の部屋は3人宿泊が前提のため、どうしても子供の布団を入れる必要があったんです。それもあり、少し割高になりました。

 

ただ、「和室10畳・子供布団なし・食事あり」にすれば…費用もかなり抑えることが可能かと思います。

以下のサイトから、実際に計算してみてください。

ただ、和室10畳は、和室12畳よりも値段が安めな分…予約を取りづらい傾向にあります。

実際にウチも、和室10畳が埋まっていて予約が取れないので、和室12畳にした経緯があります。いや、広くて最高でしたけど!

そのあたりは、お財布と相談しつつ決めてみてください。

千頭駅や、新金谷駅周辺のもっとやすい旅館・ホテルを押さえる(子連れ前提)

もう一つのプランとしては「千頭駅や、新金谷駅周辺のもっとやすい旅館・ホテルを押さえる」ということですね。

一応、調べる過程でいい旅館・ホテルはいくつかありましたので、紹介しておきます。

ただ、今回紹介するのは「1歳前後のお子様を連れて行っても安心できる旅館・ホテル」に限ります。

1歳前後の子供を連れて行くのに、安いだけの場所に連れて行くのは僕も嫌ですからね。周囲の迷惑にもなりかねないので、その点はご了承ください。

千頭駅や、新金谷駅周辺のもっとやすい旅館・ホテルを押さえる

で、もう一つのプランが…「千頭駅・新金谷駅周辺のもっと安い旅館・ホテルを押さえる」ですね。

まあ正直、1歳子連れにとって翠紅苑さんほどに強くおすすめできる場所が、大井川鐵道沿線にはあまり無いのが辛いところなのですが…。

時之栖 川根温泉ホテル

「時之栖 川根温泉ホテル」は、翠紅苑以外のホテルでは一番オススメできるホテルかなと思います。

僕の中では、第1候補として上がっておりました。が、しかし人気があるようで…全然予約が取れませんでした。

子供用のバイキングもありますし、何よりもキレイで安心、子連れも多い。しかもホテルからトーマス号が見える。

トーマス号からみた、『時之栖 川根温泉ホテル』の風景。向こうもこちらを見ている…。

とまあ、子連れにとっては良いことづく目のホテルです。しかし確保しづらいのがいかんともしがたいところ…。

後は、最寄り駅が大井川鐵道の「川根温泉笹間渡」駅なので、そこも少し不便なところか。大井川鐵道はとにかく電車が来ない上、川根温泉笹間渡駅から、目的地の千頭駅までは36分かかります。時刻表をしっかり見ないと、トーマス乗り遅れも考えられるので…そのあたりは注意ですね。

川根温泉ふれあいコテージ

川根温泉ふれあいコテージも、候補との一つとして上がっておりました。

コテージというのがまた、なかなか体験できないなあ〜と思ったのが大きな理由。

食事に関しては、大人用しか無いですが…まあ、ラインナップを見る限りは1歳10ヶ月の子供であれば食べれないこともないメニューもあります。

その為候補に上がっていたのですが…まあ、こちらも超人気のため断念した経緯はあります。空いていたらチャンスです。

寸又峡温泉 湯屋飛龍の宿

で、僕自身候補には挙げていなかったのですが、比較的空いていてかつ畳のお宿が、「寸又峡温泉 湯屋飛龍の宿」です。

候補に入れなかった理由は…「子供向けの食事があまりなさそうだったから」ですね。あと、じゃらんの評価が妙に低いのが気になる…(笑)

 

大人向けの食事は結構あるのですが、子供向けがなあ…。ここに宿泊するのであれば、ベビーフード等子供用の食事を持参するのが良いかもしれません。または、電話で「子供用のメニューができないか?」聞いてみても良いかなと思います。

交通費(静岡駅まで)を抑えたいなら…

交通費に関してなのですが、あくまでもここで言う交通費は、「東京・品川⇔静岡駅」を指しています。

大井川鐵道で使う交通費は結局変わらないので、そこは計算には含めません。ということで、費用を押さえるためのルートとしては…

  • 静岡駅まで、ローカル列車で移動(約3時間・1人3,350円)
  • 静岡駅まで、バスで移動(約3時間・1人2,780円)

というルートですかね。正直1歳子連れでの旅と考えると、全く現実的ではないかとは思います。

が、どうしても金銭的に厳しく…ということであれば、こちらの移動手段を使いましょう。

現実的には…費用が抑えられない可能性のほうが高い。費用が抑えられたらラッキー!くらいの気持ちで行こう。

とまあ、色々費用を抑えるためのご提案をさせていただいたのですが、現実問題「費用を抑えられない可能性」の方が高いです。

なぜなら、「トーマス号/ジェームス号の期間は、どの旅館・ホテルも埋まっていることが多いから」です。

実際…先に紹介したホテルのうち、

は、バッチリ埋まっていました。そして、現実的に宿泊できそうなのが…僕が今回宿泊した『翠紅苑(すいこうえん)』だったんです。その他の旅館・ホテルはあまり子連れ向けではなかったので、今回はスルーしました。

ということで…「費用を抑えられたらラッキー!」くらいの気持ちで行くのが良いかなと思います。

基本的には、ウチが『合計:85,545円』かかったように、8万円〜9万円くらいは、覚悟しておくことをオススメいたします。

現地にはATMが殆ど無いので、あらかじめおろしておきましょう

ちなみにですが…大井川鐵道沿線には、ATMのたぐいはほとんどありません。

実際にGoogleマップで調べてみました。主要な駅でもある新金谷駅・千頭駅に絞ってお伝えしますと…

うーん、僕が普段使っているメインとなる銀行は無いなあ…(笑)

続いて千頭駅周辺…。

いやあ、千頭駅についてから違和感を感じていたんですよ。「ATMに該当するものが…周囲に全然見当たらない?!」と。

郵便局や、静岡の地銀を主に利用している人にとっては安心なのでしょうが…その他を利用している人にとっては、最悪「お金を下ろす場所がない!」になる可能性すらもあります。

しかも、

  • クレジットカードを利用できる保証もない
  • 大井川鐵道沿線はSuicaなどの交通系ICも使えない

と来たわけで、現金がないと死活問題なわけです(笑)なので、現金はあらかじめ持参でお願いします。ホント!(笑)

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投稿者プロフィール

旅する子連れライター・ユウタ
旅する子連れライター・ユウタ
東京都港区在住(→2022年2月、横浜市に引っ越し)の、1児のパパ。

会社経営の傍ら、東京をはじめ様々な場所を旅しながらライター業を行う。現在7歳になる小1の息子がいる。

ちなみに息子は無類の電車好き。プラレール博やその他鉄道イベントは逃さず行くほど。鉄道好きな子鉄ちゃんがいるのであれば、きっとお役に立てるかと思います♪

また、旅行好きで色んな所を子連れで旅行しています。

◆子連れで旅行した場所
沖縄(ザ・ビーチタワー沖縄、ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート)、那須高原(エピナール那須)、静岡(大井川鐡道)、熱海(リゾナーレ熱海)、箱根、福岡、熊本、長野(池の平ホテル)等。
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この記事を書いた人

東京都港区在住(→2022年2月、横浜市に引っ越し)の、1児のパパ。

会社経営の傍ら、東京をはじめ様々な場所を旅しながらライター業を行う。現在7歳になる小1の息子がいる。

ちなみに息子は無類の電車好き。プラレール博やその他鉄道イベントは逃さず行くほど。鉄道好きな子鉄ちゃんがいるのであれば、きっとお役に立てるかと思います♪

また、旅行好きで色んな所を子連れで旅行しています。

◆子連れで旅行した場所
沖縄(ザ・ビーチタワー沖縄、ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート)、那須高原(エピナール那須)、静岡(大井川鐡道)、熱海(リゾナーレ熱海)、箱根、福岡、熊本、長野(池の平ホテル)等。

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