「0歳からのコンサート」って、知ってますか?その名の通り、未就学児の0歳からでも親子で参加できるコンサートなんです。実際に参加してきましたけど、ほぼ100%が子連れでしたよ。
こちら。動物の格好をした金管五重奏【ズーラシアンブラス】が開催する【ふれあい親子コンサート〜0歳からのコンサート〜 音楽の絵本】というコンサートというか、オーケストラですね。
→ ふれあい親子コンサート〜0歳からのコンサート〜 音楽の絵本
今回、2歳子連れでこちらのコンサートに参加してきたので、その時の様子や「実際…子供はおとなしく、楽しんで聴くことができたのか?」あたりをお伝えさせていただきますね。
[ozawaadsence]ズーラシアンブラスとは?
簡単に【ズーラシアンブラス】について引用すると
素晴らしい文学作品を読んで聞かせても、小さな子どもがその世界に入り込んでいくことはすぐにはできません。そのために 文学の世界には『絵本』と言う素晴らしい芸術の入り口が用意されています。音楽の世界にも童謡という子ども達への贈り物がありますが、歌詞に頼らないクラ シックの世界では絵本のような分かりやすい入り口がなかなかありませんでした。ズーラシアンブラスはクラシック音楽における絵本の役割ができれば…と考えられ、そして誕生しました。
指揮者のオカピをはじめ全て希少動物という金管五重奏 「ズーラシアンブラス」。2000年によこはま動物園ズーラシアでデビューしました。
2010年には『横浜観光コンベンション特別功労賞』を、2011年には『キッズデザイン賞』において最優秀賞(経済産業大臣 賞)を受賞しました。2014年にはコンサートの取組が高く評価され、株式会社スーパーキッズは経済産業省より「がんばる中小企業・小規模事業 者300社」に選定されました。
また多数のCD、DVDのみならず、楽譜もリリースし、金管アンサンブル界のすそのを広げています。
「弦うさぎ」「サキソフォックス」といった動物の仲間たちと行うコンサート『音楽の絵本』は、全国各地のホールで大人気となり、海外公演も含め年間約140を数えます。
2011年にはついにオーケストラ『ズーラシアンフィルハーモニー管弦楽団』も結成。これまでのコンサートから更に一歩踏み出し、慣れ親しんだ音 楽をより交響的に紡ぐ『シンフォニック童謡』をテーマに展開。子どもたちのクラシック音楽への興味を一層高めています。
『ズーラシアンブラス』は、これからも音楽の素晴らしさを知る糸口を提供していきたいと思っています。
とのことで、もうすでに何回もこうした「0歳からのコンサート」も開催した実績があるんですね。
実績がある上で何度も開催しているのであれば、かなりいいですよね。きっと子供の扱いにも慣れていることでしょう。
パンフレットにも掲載されている通り、個性豊かな動物たちが(本当に個性豊か!(笑))、個性豊かな音楽を奏でてくれる楽しいコンサートです。
ズーラシアン【ふれあい親子コンサート〜0歳からのコンサート〜】の公演時間は90分!
こちらが、会場の赤坂区民会館。
全席指定席なので、取り合いになる心配はないですね。
そして、こちらがプログラム。もちろん、演奏プログラムは毎回変わるかと思います。
今回に関しては、公演時間は90分でした(休憩時間含む)。なので、子供でも比較的耐えられる時間かなーと思います。
そして、こちらが注意事項。当たり前ですが演奏中の写真・動画撮影は禁止です。
なので、演奏中の写真は実はありません涙。なので、出来る限り言葉で会場の様子をお伝えさせていただきますね。
【ふれあい親子コンサート〜0歳からのコンサート〜 音楽の絵本】の様子を大公開!
ちょうど11時に開演し、まずはうさぎの【ベス】のピアノ演奏から。
演奏するのは、ショパンの【幻想即興曲】。多分誰でもどこかで聞いたことがある曲かなと思います。
大人はみんな、「おお〜〜〜〜」という感じで、驚いていました。
しかし、あんまり子供向けじゃない曲だったからなのか?メロディが少し暗い曲だったからなのか?
息子の感想は
「こわい」
でした(笑)幸先が悪いぞ…w
ズーラシアンブラス・各奏者の自己紹介
まずは、各奏者の紹介から。ひとりひとり、個性的な自己紹介と担当の楽器を演奏しながらの自己紹介です。
一人ひとり性格も個性豊かで、例えば
- スマトラトラはいたずら好き
- マレーバクは、演奏中でも寝る
などなど。しかも、本当に演奏中にいたずらしたり、寝たりするのがまた面白い。
周囲の子供たちも、そんな動物たちのやり取りを見ながら「キャハハハーーーー!!!」と、笑っていました。
もちろん、大人の僕らも面白い。しかし、2歳の息子は…
「あっちいく」
と、早速外に出たがっている様子…(笑)
ディズニー名曲メドレーあたりから少し持ち直し、楽しそうに見ている様子
お次は、【ディズニー名曲メドレー】。このあたりから、少し知っている曲が流れたからなのか?少しだけ持ち直してきました。
単なる演奏だけではなく、お眠りさんの「マレーバク」が、後ろの席で寝ているで、会場のみんなで
「起きてー!!!」
と叫んだり(2歳の息子はにこやかに見ているだけでしたが(笑))
起きたマレーバクが演奏した音楽に合わせて、他の動物達が寝たりなど…大人も子供も楽しめました♪
が、第一部最後の【お江戸日本橋】のあたりで飽きたのか?
「あっちいく!あっちいくううううう!!!!!」
という状態に(笑)
そんな息子をおもちゃなどで気を引きながら、第一部が終了。
2歳くらいの子供が、一番落ち着きがない感じでした
第一部を終えて、周囲の様子を見ながら聴いていたのですが…
やはりといってはなんですが、2歳位の子供が一番落ち着きがない様子でした。
0歳の子供はまだ泣くだけなのでマシなのですが、2歳くらいの子供たちはウチの息子も然り…
ウロウロしたり、階段に座り込んだり、「あっちいくううう!!!」と言ってみたり(笑)
なかなか大変ではあったかなーって感じです。
もし、演奏中に子供が飽きたりグズったりしても…会場の外で見れる!
ちなみにですが…もし、演奏中に子供が飽きてしまったり、グズったりしても…
会場すぐ外のスペースで、休憩させながら見ることも出来ます。
少し小さいですが、こんな感じのモニターで見ることが出来ます。
第二部は、比較的落ち着いて見ることが出来ました。
15分の休憩の後、第二部が開幕。第二部は
- 踊り明かそう
- マイ・ファニー・バレンタイン
- ドレミの唄
- 夢路より
- 帰れソレントへ
- 5匹のコブタとチャールストン
というプログラム。第二部は比較的おとなしく聴いてくれました。
そして最後の曲では、動物さん達が舞台から降りて、子供たちとハイタッチしてみたり。
息子は両手におもちゃを抱えていたので、インドライオンさんになでなでされていましたが(笑)
なでなでされた息子は、まんざらでもない様子でした(笑)
[ozawaadsence]大人も子供も楽しめる!しかし、1歳後半〜2歳前半のイヤイヤ期は大変かもしれません
ということで、約90分のプログラムが終了したわけですが…感想としては
「大人も子供も楽しめる工夫がよくされた、いいコンサートだな」ということでした。
僕自身、そんなに音楽を聴く方ではないのですが、それでも楽しめました。
なんだろう、音楽を聴いているというよりは「演劇を見ている」という感覚に近いのかな。
ただ、2歳2ヶ月の息子には、まだ内容だったり冗談が理解できないところもあったので、少し退屈だったかもしれません。分かりやすい冗談は、笑ってたりしたんですけどね。
だから、その退屈に耐えられず「あっちいくうう〜〜〜!!」という場面も見られました。
一番楽しんでいたのは…3歳以上の、内容だったり冗談が理解できるくらいの年齢の子供たちかな。
一緒になって「起きて〜〜〜〜!!!」とか、手拍子を楽しんでいたりとかしたので、とても楽しそうでしたよ。
なので、ウチはもう少し大きくなってから、いろんなことを理解できるようになってから、また連れて行こうかなって思っています。
【ふれあい親子コンサート〜0歳からのコンサート〜 音楽の絵本】開催場所は、赤坂区民センター(赤坂見附駅最寄り)
ちなみに、今回の【ふれあい小屋古今サーチ〜0歳からのコンサート〜 音楽の絵本】は、赤坂見附駅が最寄りの「赤坂区民センター」でした。
赤坂見附駅に降りて、「赤坂見附方面改札」の方面に向かいます。
こちらをま~っすぐ。
ベビーカーでいっても、エレベーターがあるので安心ですね。
エレベーターで上ると、ビックカメラが見えます。で、ビックカメラの中に入ってさらにエレベーターに乗ります。
こちらのエレベーターで地上へ。
こちらの道を突き当たりまで真っすぐ進み、左に進みます。
こちらの道へ。
坂をずっと登っていきます。
ひたすら真っすぐ。
まだまだまっすぐ。
赤坂警察署が見えてきました。赤坂警察署の奥が、【赤坂区民センター】です。
到着。
【港区立赤坂コミュニティぷらざ】と入り口に書いていますね。
こちらのスロープからも登れます。
入口に入るとすぐにエレベーターが見えるので、そのまま3Fへ。
会場に入り、ベビーカー置き場にベビーカーを置いて会場へ入ってください。
[ozawaadsence]ズーラシアンブラス・今後の公演予定はこちらへ
来年以降、もしかしたら会場が変更になっているかもしれませんが…1つの参考にしていただけますと幸いです。
ということで、ぜひぜひ楽しんでくださいねー!