4年生のクラブ活動選択の参考に、バスケットボールはいかが?~Bリーグ基礎知識「Bリーグとは」

当ページのリンクには広告が含まれています。
  • URLをコピーしました!

小学4年生(9歳)の息子を持つ船橋市民・Yoshi(@Rudesspeart)です。

4年生になるとクラブ活動が始まりますね。4年生の子供をお持ちの方、小学校ではクラブ紹介などが行われ、子供達は「どのクラブに入ろうか」と思案したり迷ったりしているのではないでしょうか。ミニバス(ミニバスケットボール)のクラブ、あるいはミニバス部がある小学校もあるかもしれませんね。

お子様が好きなクラブ活動をやらせてあげられればいいですよね。
私は「こんなのもあるよ」といった具合でバスケットボールを子供に観せてあげるのもいいと思い、1年生の頃からプロの試合を観せてあげていました。

初めて観たプロバスケの試合、思いのほか面白かったようです。今や息子はすっかり地元のプロチーム、千葉ジェッツふなばしの熱心なブースター(ファン。Bリーグではファンのことをこのように呼びます)となってしまいました。バスケの知識も大人顔負けのレベルです。

今、Bリーグが熱いです。ちょうどリーグ2年目のレギュラーシーズン60試合を終え、CS(チャンピオンシップ・シリーズ)の真っ最中、チャンピオンを決めるクライマックスを迎えようとしているところです。レギュラーシーズン上位8チームの中からトーナメント方式でチャンピオンを決めるのですが、息子がひいきにしている千葉ジェッツふなばしは東地区優勝でCS進出を決めました。強豪チームが集中した東地区ではとりわけ熾烈な戦いが繰り広げられてきたこともあり、息子の感慨もひとしおのようです。大人の私もあらためて、

「なんじゃこりゃ!?バスケットボールってこんなにも面白かったのか!」

と、その魅力の虜になってしまいました。
リングにボールを入れれば得点が入るという、初めて観る素人にも分かりやすい球技であり、観客と選手との距離が近い分だけ迫力も感じられます。試合会場の演出も非常に凝っていて一見の価値があること間違いなしです。

そんな、子供も大人も楽しめるスポーツのトッププロリーグがBリーグとして一昨年スタートしたのです。「本場アメリカのNBAじゃないから」などと侮るなかれ。まだ見に行っていないお父様お母様、ぜひお子様を連れて観に行ってはいかがでしょうか?

目次

Bリーグとは

ひょっとするともうご存知の方が多いかもしれませんが、Bリーグが何なのか簡単に紹介します。

Bリーグ(B.LEAGUE)とは、公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグが運営している日本男子プロバスケットボールのトップリーグ。2016922日に開幕し、現在2年目のシーズンが開催中。それまでNBLbjリーグという二つのトップリーグが存在していたのが一つに統合され、正真正銘日本男子プロバスケットボールのトップリーグとしてスタートしました。

Bリーグにはどんなクラブ(チーム)があるの?

Bリーグは2部制でB1B2それぞれ18のプロクラブで構成されています。B1B2の上位に位置づけられています。更に下部組織にはプロ・アマ混成の9クラブで構成されたB3というリーグがあります。

B1およびB2はそれぞれ東地区・中地区・西地区の3つの地区6クラブずつに分かれています。

B1

B1東地区

クラブ名 都道府県 2017-2018シーズン実績
レバンガ北海道 北海道 26勝34敗(東地区6位・全体11位)
栃木ブレックス 栃木県 34勝26敗(東地区4位・全体8位)
千葉ジェッツふなばし 千葉県 46勝14敗(東地区優勝・全体2位)
アルバルク東京 東京都 44勝16敗(東地区2位・全体4位)
サンロッカーズ渋谷 東京都 28勝32敗(東地区5位・全体9位)
川崎ブレイブサンダース 神奈川県 41勝19敗(東地区3位・全体7位)

B1中地区

クラブ名 都道府県 2017-2018シーズン実績
横浜ビー・コルセアーズ 神奈川県 18勝42敗(中地区6位・全体16位)
新潟アルビレックスBB 新潟県 28勝32敗(中地区3位・全体10位)
富山グラウジーズ 富山県 24勝36敗(中地区4位・全体15位)
三遠ネオフェニックス 愛知県 25勝35敗(中地区4位・全体12位)
シーホース三河 愛知県 48勝12敗(中地区優勝・全体1位)
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 愛知県 31勝29敗(中地区2位・全体6位)

B1西地区

クラブ名 都道府県 2017-2018シーズン実績
滋賀レイクスターズ 滋賀県 24勝36敗(西地区3位・全体14位)
京都ハンナリーズ 京都府 34勝26敗(西地区2位・全体5位)
大阪エヴェッサ 大阪府 24勝36敗(西地区4位・全体13位)
西宮ストークス 兵庫県 12勝48敗(西地区5位・全体17位)
島根スサノオマジック 島根県 11勝49敗(西地区6位・全体18位)
琉球ゴールデンキングス 沖縄県 42勝18敗(西地区優勝・全体3位)

B2

B2東地区

クラブ名 都道府県 2017-2018シーズン実績
青森ワッツ 青森県 18勝42敗(東地区5位・全体17位)
岩手ビッグブルズ 岩手県 7勝53敗(東地区6位・全体18位)
仙台89ERS 宮城県 21勝39敗(東地区4位・全体14位)
秋田ノーザンハピネッツ 秋田県 54勝6敗(東地区優勝・全体1位)
パスラボ山形ワイヴァンズ 山形県 25勝35敗(東地区3位・全体12位)
福島ファイヤーボンズ 福島県 38勝22敗(東地区2位・全体6位)

B2中地区

クラブ名 都道府県 2017-2018シーズン実績
サイバーダイン茨城ロボッツ 茨城県 38勝22敗(中地区2位・全体5位)
群馬クレインサンダーズ 群馬県 32勝28敗(中地区3位・全体9位)
アースフレンズ東京Z 東京都 20勝40敗(中地区6位・全体15位)
金沢武士団 石川県 28勝32敗(中地区4位・全体10位)
信州ブレイブウォリアーズ 長野県 25勝35敗(中地区5位・全体11位)
豊通ファイティングイーグルズ名古屋 愛知県 39勝21敗(中地区優勝・全体3位)

B2西地区

クラブ名 都道府県 2017-2018シーズン実績
バンビシャス奈良 奈良県 19勝41敗(西地区6位・全体16位)
広島ドラゴンフライズ 広島県 33勝27敗(西地区3位・全体7位)
香川ファイブアローズ 香川県 22勝38敗(西地区5位・全体13位)
愛媛オレンジバイキングス 愛媛県 33勝27敗(西地区4位・全体8位)
ライジングゼファーフクオカ 福岡県 47勝13敗(西地区優勝・全体2位)
熊本ヴォルターズ 熊本県 41勝19敗(西地区2位・全体4位)

B3

B3は単一のリーグとなっています。1年間のシーズンを3期に分け(ファーストステージ・レギュラーシーズン・ファイナルステージ)、それぞれが終了した時点で勝率で順位を決めています。

クラブ名 都道府県  2017-18レギュラーシーズン実績
埼玉ブロンコス 埼玉県 20勝12敗
大塚商会アルファーズ 東京都 23勝9敗
東京海上日動ビッグブルー 東京都 5勝27敗
東京サンレーヴス 東京都 5勝27敗
東京八王子トレインズ 東京都 26勝6敗
東京エクセレンス 東京都 21勝11敗
アイシン・エィ・ダブリュ アレイオンズ安城  愛知県 11勝21敗
豊田合成スコーピオンズ 愛知県 19勝13敗
鹿児島レブナイズ  鹿児島県 14勝18敗

地元に近いクラブを応援しよう

B1からB3までで全部で45クラブあります。20189から始まる3シーズン目はGIFU SWOOPS(岐阜スウープス)が新たにB3に加わることが決定しました。日本全国の大半をカバーする32都道府県にクラブが散らばっています。

今後の日本全国の男子バスケットボール界の編成ですが、Bリーグ(1部、2部、3部)を頂点とし、全国9ブロックに分けた地域リーグ、各都道府県リーグが設定され、各リーグの入れ替え戦も実施するといった具合になっていくようです。要するに、今後日本全国どの県でもBリーグのご当地クラブが生まれる可能性があるということです。まだクラブがなかった静岡県佐賀県では既にBリーグ参入へ向けた具体的な動きが始まっています。

20185月の時点で、関東圏では山梨県を除いた全都県にBリーグのクラブが存在します。私の住んでいる千葉県船橋市の「千葉ジェッツふなばし」は地域密着をクラブの方針としており、なおかつBリーグ内でもかなり強く、観る者にとって面白いバスケットボールをプレーするクラブということもあって、地元船橋市そして千葉県を中心にブースターがかなり増えています。私たち家族も自宅からそれほど遠くないホーム会場に足を運ぶようになり、いつの間にかブースターとなってしまいました。

住んでいる地域に近いクラブは自然と肩入れしやすいチーム

だということです。

子供たちに一番見せたいところはここ

千葉ジェッツふなばしの島田慎二社長がご自身の著書『千葉ジェッツの奇跡』の中で、親がバスケットボールを通じて子供たちに見せたいものについて触れています。それは、

・ディフェンスを頑張って走る姿
・負けていても最後の1秒まで勝負をあきらめない姿

であると、熱く語っています。
私もまったく同感です。何事にも最後まであきらめず頑張りぬくことは、大人になっていく過程で、そしてなってからも必ず必要になってくる普遍的なものではないでしょうか。

バスケットボールについて詳しくなくても、そうした選手たちの姿を目の当たりにして、感じることが必ずやあること、間違いなしです。

まとめ

Bリーグとは、

  • 2016年に統合、スタートした日本男子プロバスケットボールのトップリーグ
  • B1からB3までで全部で45クラブ、地元に近いクラブを応援する楽しみがある
  • 初めての人にもわかりやすく迫力があり、演出も一見の価値あり
  • 子供に、選手の頑張りや最後の最後まであきらめない姿勢を見せてあげられる

そんなプロスポーツリーグです。
まだ観にいったことがない方、ぜひ一度お子様を連れて試合会場へ足を運んでみてはいかがでしょうか。初めて観る素人にも分かりやすく、選手との距離が近く観ていて迫力あるスポーツも感じられます。試合会場の演出も一見の価値があること間違いなしです。

投稿者プロフィール

小4の息子を持つ船橋市民・Yoshi
小4の息子を持つ船橋市民・Yoshi
小学4年(9歳)の息子を持つ船橋市在住のパパ・Yoshi

車は持っていませんでしたが、最近マイカーデビューしました。
レンタカー・電車・バスで行けるスポットの他、車で行きたいお出掛けスポットもご紹介します。
息子は最近千葉ジェッツふなばしと千葉ロッテマリーンズに興味を持ち始めました。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

小学4年(9歳)の息子を持つ船橋市在住のパパ・Yoshi

車は持っていませんでしたが、最近マイカーデビューしました。
レンタカー・電車・バスで行けるスポットの他、車で行きたいお出掛けスポットもご紹介します。
息子は最近千葉ジェッツふなばしと千葉ロッテマリーンズに興味を持ち始めました。

目次